クロスバイクの街乗りカスタムの選択肢【京都 自転車 サイクルケア】
2021/01/14
おとといの続き。
京都府の中央部に位置する京丹波町の自転車店CYCLECAREの小林です。
クロスバイクとロードバイクのそれぞれの特徴をご紹介していきます。
と、その前に。
前回のブログで「続きはまた明日!」みたいなこと書いていましたが、1日空いてしまいました。すみませんでしたm(_ _)m
では参りましょう!
前回はロードバイクとクロスバイクのそれぞれの特徴を活かしたカスタマイズを考えていました。
その一つとして、「通勤&ショッピング&街乗りカスタマイズ」をクロスバイクとロードバイクでやるなら、どんな選択肢があるのかをお話ししている途中で終わっていました。
クロスバイクのカスタムの続きからお話ししていきましょうか。
ライトの事は話したし、次は・・・。
あっ!街乗り用なら「スタンドを付けたい」って思う方多いんじゃないんですか?
定番のサイドスタンド
駐輪時の安定感があるセンタースタンド
メーカーによってはフレームに合わせた専用品のスタンドも有ります
初めに言っておきます!クロスバイクに限らず、スポーツ自転車のスタンドは信用しないで下さい!
「えっ!?信用しないでって何?どういう意味?」って思いますよね。
まあまあ、落ち着いて(∩´∀`)∩
「シティサイクルと違って倒れやすい」って意味です。
なぜ倒れやすいのか?
答は、軽量なアルミで作られているからです!
昔は有りました。スチールで作られたスポーツ自転車用のサイドスタンドが。でも今は売ってないんですよね(´・ω・`)
シティサイクルはガッチリした鉄で出来たスタンドです。さらに、駐輪時の安定感を高めるために、バネを使ったロック機構もついています。
両足タイプのシティサイクルのスタンドは、駐輪時にほぼ倒れませんよね。
そんなシティサイクルの駐輪時の安定感をとことん追求した設計に比べて、スポーツ自転車のスタンドは安定感よりも軽さを追求しています。
つまり、そもそもの設計思想が違うのです!
ちょっと話が長くなっちゃいましたね(;^_^A
ではスポーツ自転車のスタンドを見ていきましょう!
スタンドと言えば、サイドスタンドですよね?割とどんなクロスバイクのフレームにも取付けが可能です。
あまり見慣れないかも知れませんが、センタースタンドというものも有ります。
実は、サイドスタンドよりもセンタースタンドの方が安定して駐輪することができます。
特に、写真のセンタースタンドはダブルレッグと言って、2本足で立っています。1本よりも当然倒れにくいし、強度も高いです!
なので、私が多くの方にお勧めするスタンドはセンタースタンドです。
ただ、このセンタースタンドは取付け出来ないフレームもあるのでご注意を。
そうだ!スポーツ自転車選びをするうえで、「センタースタンドが取付けできるかどうか」というのを要素に入れても良いかも知れませんね。
フレームに対して専用設計になっているスタンドもあるんですよ。
この写真の自転車はGIANTというメーカーのESCAPE R3というモデルなんですが、これはかなり良い設計してますよ!
そこそこ強度があるし、スタンドを下す時と、上げる時の動きがスムーズ!ただ一番の魅力は車体とスタンドを固定するボルトが緩みにくい所ですね!
実は、スポーツ自転車のスタンドの弱点として「取付けボルトが緩みやすい」というのがあります。これはサイドスタンドもセンタースタンドも同じようにボルトは緩みやすいです。
ただ、このESCAPE R3専用スタンドは構造的に取付けボルトが緩みにくいです!
気を付けなきゃいけないのが、専用設計にしているのにイマイチな物も多いという所です。
「いやいや!それ!上から力がかかったら折れますやん!」って感じの専用設計スタンドも有ります(笑)。
スタンド語りが随分と長くなっちゃいました(笑)。
次はフェンダー(泥除け)について語ろうかな(^ω^)
こんなのとか
これはこうなります!
それから、こんなの
フェンダーとは、路面の水や泥が体にかからないようにするガードの事です。
一番上のフェンダーはワンタッチで取外し可能なフェンダーです。クロスバイクにフェンダーは付けないって人も多いので、必要な時だけ付けるって人向けです。
弱点は、ちょっと短い・・・。スピードが出ると、背中に泥が跳ねてきちゃいます(´;ω;`)
無難なのは3番目の写真のフェンダーですね。しっかりカバーしてくれるし、取付けも簡単です。取付けの位置が、シートポストなので、小柄な方でサドル位置が、ガクンと下の人には取付けが出来ません。
最後の写真のフルフェンダーはご覧の通り死角無し最強のフェンダーです!
しっかり体への泥跳ねを防止してくれるのは、3枚目の写真のフェンダーと同じです。大きく違うのは、自転車への泥跳ね防止が出来ているのかどうかです。
この辺をガードしてくれるのはありがたいですよね。
通勤や通学で自転車を使っていたら、自転車のクリーニングって億劫になっちゃうんです。そりゃそうですよね。キレイにしたってすぐに汚れるんだから面倒になっちゃいますよね。その気持ちは分かります。
だからこそ!フルフェンダーのように、自転車を汚れから守ってくれるのは嬉しいですよね!
フルフェンダーもほとんどの自転車に取付けできますが、フェンダーの一部を切ったり、削ったりしなきゃいけない場合があり、知恵が必要です。自転車屋さんによってはそういった加工が苦手なお店や、そこの店主が安全面を考えて「加工はやらない」というお店も有ります。
私なんかは、「フェンダーは車体に取り付け出来れば役割を果たすし、お客さんも異常を発見しやすい場所だから」という理由で加工して取付けしちゃう派です(笑)
フェンダーのトラブルって「外れる」か「割れる」なんですよ。それなら、素人目にも異常は発見できるでしょ?
だいぶ適当ですね(笑)
フェンダーについてはこんな感じかな?
次はキャリアについてお話しします。
フロントキャリア
フロントは何だかおしゃれですね。
ロープと組み合わせて使う事が多いです。
私はあんまりフロントキャリアを使うタイミングを見つけられません(^-^;
キャンプに行く時とかには良いかも知れないなぁ。お買い物には不便な気がしますね(-ω-)
フロントキャリアがどんな時に便利なのかご存じの方がいたら、教えていただけたら嬉しいです。
リアのキャリアは私使っています!
フェンダーの代わりにもなってくれるので重宝しています!たま~にサイドバッグを付けちゃったりして、おしゃれさんを気取っています。ゴムのバンドと組み合わせて使うと便利ですよ。
あと2カ月もすれば春です。春にサイクリングに行く時って、出発の時は寒いから温かい服装なんですよ。でも15分も走れば暑くなって上着を脱ぎたくなるんですよ。
脱いだ上着どうすんの?
リアキャリアにゴムバンドでぐるぐる巻きにして固定しておけば良いじゃない!
「ちょっと待てよ。これってフロントキャリアでもいいんじゃない?」って思った方!想像して下さい!フロントのキャリアに上着をぐるぐる巻きにしてみてください!ハンドルがくるくる回ってやりにくいんですよ!だから私はリアキャリアを選びました。
そんな感じでたま~に便利なリアキャリアです。街乗りでの大きなメリットはフェンダー代わりになるってところかな?
キャリアのお話しの次はカゴのお話しですね・・・。
と!今日はここまで!
クロスバイクはカスタマイズの幅が広すぎて、ブログにすると大変ですね(;^_^A
ロードバイクのカスタマイズはもっとサラッと終われるかと思います。
では次回もお楽しみに(^^)/
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