自転車の整備や修理を称賛されました!このブログは自転車屋さんに見て欲しい!【京都 自転車 サイクルケア】
2021/04/04
京都府の中央部に位置する京丹波町の自転車店CYCLECAREの小林です。
最近、立て続けに自転車整備に興味のあるお客さんがご来店されて、最高に良い気分の日が続いています!
それで何でいい気分になるんだ?って思うでしょ?
私が解説しながら整備や修理をやると「すごい!」とか「やってる作業全部に理由があるんやな!」などなど、褒めちぎられたからです!
この感動を忘れないようにブログに書きます!
※画像は整備中の自転車です。
では参る!
私は職人気質と言われる事が多いです。
「職人?いやいや。自転車屋さんは接客業だから職人じゃないぜ?」と自分では思っていました。
「そう言えば職人気質ってどういう意味なんだろう?」と、少し気になって「職人気質」の意味を調べてみました。
検索結果は「職人(の社会)に特有の、自分の腕に自信を持ち頑固だが実直といった気質。」
ん~。意味が分からん!職人の意味は知っている!知りたいのは「気質」だ!
「気質」を調べました。
検索結果は「気質(きしつ、temperament)とは、人間や哺乳類などの動物の集団が先天的にもっている刺激などに反応する行動特性である。 性格と同一視されやすいが、性格は気質から作られる各個体の行動や意欲の傾向である。」
気質とは嚙み砕くと「性格よりも根っこの部分の心」ってことかな?
んっ!?ってことは?
すっごい誉め言葉じゃないか😲
私は自転車の修理や整備が好きです。
修理や整備をするのが好きな理由は、お客さんとお話しするのが大好きだからです。
いい整備や修理をした後にお客さんへ自転車を納車する時、最高の気分になります。
お客さんは笑顔に、私はどや顔になります。
そうやってお客さんに喜んでもらうために磨いた技術です!
だからこそ!私は職人気質になったのだと思います!
ですが、多くの自転車屋さんは100%の力を出し切った整備が出来ません。
理由はお客さんへの請求金額が高くなるからです。
手間をかけた分、手が汚れた分、時間をかけた分、しっかり料金を頂かないと経営が成り立ちません。
「いくらでもお金をかけても良いよ!」なんて言ってくれるお客さんはごく僅かです。
考えたら、そりゃそうですよね?
だって、自転車屋さんが「ここの部品の分解整備をすると快適に乗れますよ!」「ここの部品を交換しないと、破損して事故に繋がりますよ!」と一生懸命に説得しても、お客さんは具体的にどのくらい快適に走れるようになるのか?どのくらい事故の確率が上がるのか?分かりませんからね。
では、どうしたらいいんでしょうね(笑)
う~ん。
私も「少しでも安く仕上げてくれ!」って感じのケチなお客さんの自転車には手間をかけられないので、安い金額分の仕事しかできません。
そういったケチなお客さんに心を折られると、全てのお客さんがケチに見えてきます。
実際はそんな事は無いのに・・・。
だから絶望しないで!
自転車屋さん!我々の仕事に胸を張りましょう!
人は選んでも良いですが、勇気を出してお客さんに真実を伝えましょうよ!
我々がお客さんのために身につけた知識・技術・経験を活かしましょう!
喜んでくれるお客さんもいます!「すごい!」と感動してくれるお客さんもいます!
ということで、今回はお客さんに褒めてもらえて嬉しい気分になったお話しでした😊