カンチブレーキのアウター受けについて気づいたこと【京都 自転車 サイクルケア】
2020/12/29
こんにちは。京都府の中央部に位置する京丹波町の自転車店CYCLECAREの小林です。
最近またYoutubeを頑張ろう!って気になってきました!
今はBianchiのクロスバイクのオーバーホールの動画の撮影をやっています😁
今回はそこで気が付いたスポーツ自転車のブレーキのお話しです。
クロスバイクをノーマルからあれこれ仕様変更をやっていて、その一つにブレーキ本体を、Vブレーキからカンチブレーキに変更しています。
Vブレーキ↑
カンチブレーキ↑
ブレーキの制動力はVブレーキの方が高いので、カンチブレーキからVブレーキに変更することは良くあるのですが、逆はあんまりやらないんですよ。
何でもそうかもしれませんね。普段やらないことをやると、気づくことがあるんですね。
そもそも何で制動力の低いカンチブレーキを採用したのか?
理由は、たった一言!「ロマン」です!
カンチブレーキって仕組み的に全然トラブルを起こさないんですよ。
まさに「一生使える!」これはロマンでしょ?
一生ってのは言い過ぎですね(笑)。樹脂パーツが使われている部分もあるので、そこは割れちゃったりしますけど・・・。
ただ、私の見立てではVブレーキや、キャリパーブレーキ、ディスクブレーキよりも、カンチブレーキの方が断然トラブルが無い!
それと見た目もかっこいいし。そもそも自転車自体がスピードを出せるような仕様でもないですからね。ブレーキは性能よりも見た目を選びました(;^_^A
一応保険として、実際乗って運用してみて制動力に不安を感じたらVブレーキに簡単に組み替えが出来るように、ブレーキレバーはVブレーキにも、カンチブレーキにも対応している物を採用しています。
ほんで、何を気づいたの?って話なんですが。
カンチブレーキって、「アウター受け」というパーツが必要なんですよ。
リア用なんですけど、そのアウター受けってシートクランプとの相性の良し悪しがあるんだなぁってのを気づきました(笑)。
どうでもいい?まぁどうでもいいっちゃ、どうでもいいですよね?
これがBianchi純正のシートクランプです。
なんだか高さがあるでしょ?これが、ダメだったんだ。
アウター受けがシートクランプのすぐ近くにあるから、ワイヤーの取り回しが不自然な曲がりになってしまい、ブレーキタッチが非常に悪くなってしまうのです。
ということで!別のシートクランプに交換したら解決しました!
仕様変更やカスタマイズする時は、ちょいちょい知恵が必要になりますね。
困った時にはCYCLE CAREにご来店ください(^^)/