自然界の大いなる流れに立ち向かえ!
2020/05/08
こんにちは。京都府の中央部に位置する京丹波町の自転車店CYCLECAREの小林です。
本日は「錆対策」についてお話しします。
まず初めに、今回の話の内容的に「あれっ?これシティサイクルユーザーには関係ないかも?スポーツ自転車ユーザーに向けて書いているんでしょ?」って思うかもしれません。ですが、私はスポーツ自転車ユーザーよりも、むしろシティサイクルユーザーに聞いてもらいたいと思ってこの記事を書いています。なぜなら、スポーツ自転車よりも、シティサイクルの方が錆びやすいパーツが多いからです!では本編どうぞ!
皆さん鉄って錆びた状態が自然な状態なのって知っていました?以外でしょ!鉱山で採れる鉄ってもともと錆びているんですよ。
自転車で錆びる箇所の代表的なパーツと言えばチェーンですね。
チェーンも鉄です。放っておいたら錆びるのは自然界では当たり前なのです。
自然界では当たり前とは言っても、錆びたチェーンの自転車に乗るよりも、キレイな錆のない自転車の方が乗っていて気持ちいいですよね。
自転車パーツの錆対策と言えば!オイルです!
自然界の大いなる流れに逆らうのはオイルの力なのです!
当たり前のことですが、注油ってやった事がない人には、億劫な作業ですよね。「どうやったら良いか分かんないし、オイルが着いたらダメな部品とかあるんでしょ?」ご安心ください。サイクルケアに来て!聞いてください!教えますから!
錆を放置するとどうなるのか?
強度が弱くなったり、消耗が激しくなったり、走りが重たくなったり。まさに「百害あって一利無し」。
まず、自転車で強度が弱くなるのは危険です。
そして、パーツが消耗して交換頻度が上がればお財布に優しくない。
さらに、自転車は車と違い、人力で走ります。だから、走りの重たい自転車には乗りたくないのは当たり前です。
錆のデメリットは十分に理解していただけたかと思います。「よし!注油をしっかりやって自転車を錆から守ろう!」そう思っていただけましたね?
ちょっと落ち着いて(∩´∀`)∩
その意気込みで注油について調べたら、きっとあなたは完璧な注油を実践しますよ。
それではダメ!
注油とは習慣にしなければ意味がない。週に1回~月に1回やる習慣にしなければいけません。習慣とは良くも悪くも感情無しに行動することです。やる気満々で始めた習慣はいずれ、「面倒だなぁ」という感情とともにやめてしまいます。なので、やる気はちょっと抑えて、できるだけ簡単な方法から実践しましょう!そして、継続できる事がわかったら、完璧な注油の習慣を身に付けましょう!
大切なのは、完璧か?完璧じゃないか?ではなく、やるか?やらないか?です。簡単な事から習慣にして、大切な愛車を錆から守りましょう(^^)/